うさぎと共に頑張れる就活 20分でわかるESの書き方 (ガクチカ編)

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※ この記事は、人事経験のない理系院卒の社会人2年目が、自分の経験、および周りの人の経験談や社会人の先輩の話を元をベースに作成しております。その点をご了承の上、読んで頂けると幸いです。

こんにちは、ももうさです!

この記事では、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)についてのESの書き方をまとめています! ガクチカについて書くのに困っている人は、是非ご覧ください。

ESをまだ書いたことがない人、もしくは自己分析、企業分析をせずにESを書こうとしている人は、この記事を読む前に、まずは下の記事をご覧ください。ESを書く前のあなたに、私が伝えたいことをまとめています。

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1. ガクチカの採点ポイントを知ろう

文字通り「企業側が学生時代頑張ったことを知りたい」と思っている人が多いと思いますが、ちょっと違います。

企業側は、この人に内定出したら、将来利益に貢献するかどうか、「学生時代取り組んだこと」を通じて知りたいのです。

ここで、将来利益に貢献するかどうか(=ガクチカの主な採点ポイント)は2つあります。

  • 学生時代に取り組んだことのプロセス & 背景
  • 学生時代に取り組んだことで得たあなたの能力(特にソフトスキル[1] … Continue reading

この2つをまとめると、ガクチカは学生時代に頑張った経験や得た能力を、うちの会社に入ったときに活かせるかどうかが大きな採点ポイントとなります。(再現性と呼ばれます)

大事なことなので2度言いますが、取り組んだこと内容自体はそこまで重要ではありません。

(1) 取り組んだ内容 < プロセスや背景

皆さんが大学で取り組んだ内容というのは、おそらくほとんどの人が、

  • アルバイト
  • サークル・委員会活動
  • 研究(院生のみ)

の3つになるかと思います。なので、そこまで差は出ませんし、ここだけでは受験者の能力、性格などは分かりません[2]もし、普通の大学生が経験していないようなことをしていれば、それを言ってOKです。

しかし、この3つを取り組んだときの、

  • 目標・課題
  • 課題を達成するまでのプロセス
  • 結果、得たもの(and 成果)

というのは、人によってかなり変わってきますし、個性も出やすい部分です。そのため、企業側もこの3つ(目標・課題、課題達成までのプロセス、結果)で受験者の能力や、この会社で活躍できるか、などを採点します。

(2) 取り組みで得た自分のソフトスキルをアピールしろ!

仕事で役に立つスキル(=活躍する人が持っているスキル)は、

  • ハードスキル … 技術的なスキル
  • ソフトスキル … 自己管理/対人関係などに関するスキル(別名: 社会人基礎力)

の2つに分けることができます。

ハードスキル、ソフトスキルの例

新卒の就活ではハードスキルよりも、ソフトスキルをアピールすることを心がけましょう! さらに、ソフトスキルの中でも、会社が特に求めているものをアピールすると、効果抜群です!

理由は、下の通りです[3] … Continue reading

  • ハードスキルは入社後、研修や実務経験でいくらでも鍛えられる
    → ハードスキルは
  • ソフトスキルは学生時代の取り組みで差がつく
    → 出来る限り、ソフトスキルが高い人を企業側も取りたい

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2. ガクチカを書いていこう!

ここからは、実際に

  1. 要素の書き出し
  2. 要素を文章にする
  3. 文字数調整をする
  4. 添削をお願いする

の手順に従い、ガクチカを書いていきましょう。

(1) まずは要素の箇条書きだし [STER法]

ガクチカを書く際に、手っ取り早く説得力のある文章を書くための秘密道具があります。それは、STER法です。

STER法では、まず、自分が学生時代に頑張ったことを、以下の1, 2, 3, 4の4つの要素ごとに列挙します。

  1. Situation: 何を取り組んだか
  2. Task: どんなことが課題だったか
  3. Example. 課題解決のため、具体的にどんなことをしたか
  4. Result. 結果、自分は何を得たか。

つぎに、列挙した要素1→2→3→4の順で並べ、文章化することで、説得力が高いESが手っ取り早く完成します。

[1] Situation: 何を取り組んだか。どんな状況・目標だったか。

1つ目のSituationでは、

  • 自分は何を取り組んだか
    (字数に余裕があれば、動機も書いてOK)
  • 状況・目標は何だったか。

が分かる要素を、簡潔に入れましょう。

ただし、ESを読む側(企業側)は、あなたが取り組んだことを初めて知るということに注意して、この部分の要素を書いてください。(例: 自分だけしかわからない省略単語を使わない)

[1] Situation. のまとめ
Point!
  • 可能であれば「目標」は測定可能(定量的に目標が達成できているか分かる)なものにしましょう。
    → "[4] Result" 部分で、目標を達成したことをアピールしやすくなります。
  • 「目標」を(嘘にはならない程度に)少し大きく見せることで、解決するまでに得たソフトスキル(課題解決力など)を大きく見せることが出来ます。

取り組んだことは、特別なことではなくてOK!

インターネットでESのサンプルを検索すると、インパクトが強かったり、他の誰もがやっていなさそうなことを題材にガクチカを書いていることが多いですが、別に特別な題材を用意する必要はありません。下のような、一般的な学生が取り組んでいるような題材でOKです。

  • アルバイト
  • サークル・委員会・部活
  • 研究 (院生のみ)

※ ただし、出来れば大学時代に取り組んだこと & 勉学以外のことを書きましょう。

[2] Task. どんな課題があったか

次に、取り組んだことに対して、どのような課題があったかを具体的に書きましょう。

[2] Task. のまとめ
Point
  • (1) Situation でも似たことを言いましたが、「課題」(嘘にはならない程度に)少し大きく見せることで、大きな課題を達成=難題な課題でも、しっかりと解決する人であることをアピールできます。
  • 数値で測れるものを「課題」として書くと、"[4] Result" 部分で課題が解決したことが書きやすいかもしれません。

[3] Example. 課題をどう解決したか。

3つ目のExampleでは、2で書いたTaskをどのように解決したかを記載します。

[1], [2]は割と他の就活生とネタが被ることが多いので、[3]の部分で自分だけのオリジナルエピソードを書いていきましょう。

[3] Example. のまとめ
(他の要素に比べて、記載量が多くなりがちです)
Point!
[3] Exampleの要素を書く際には、その解決法を取った背景や意図を記述しましょう

背景や意図を加えることで、題材がありきたりなものであっても、自分だけのオリジナルエピソードを作り上げることが出来ます!

[4] Result. 結果どうなったか (成果・自分が得たもの、学んだこと)

最後に、結果を書きましょう。具体的には、下に挙げた要素を入れましょう。

  • 課題を解決し、どんな成果が得られたか ← 1文程度
    (可能であれば、数値を使って定量的に表現!)
  • 自分自身は何を得たか・何を学んだか ← こちらを多めに!!

成果ですが、あまり重要ではないので、1文程度で簡潔に示しましょう。数値で表せる成果であれば、数値で定量的に表しましょう。定量的に表記することで「目標を達成していること」が分かりやすいので、好印象です。

また、「自分自身は何を得たか」については、課題発生 → 課題解決までの流れで、自分の中で得た能力(課題解決力などのソフトスキル)について必ず書くようにしましょう。

[4] Result. まとめ
Point!

字数に余裕がある場合、「この経験で得たスキルを通じて、仕事をこなし、会社に貢献したい」のようにアピールを書くのもありです。

(得たスキルに自信があるように見える)

(2) 箇条書きを実際に文章にしてみる

(1)で、箇条書きが完成しましたね。

箇条書きまとめ

つぎは、この箇条書きの要素を文章にしていきましょう。

とりあえず箇条書きを文章にした例

私が学生時代に力を注いだことは、中学受験を予定している小学生を対象とした個別塾で、算数の講師を務めたことです。当時、勉強を教えることが得意で、友達からも分かりやすいと評判だったため、教えることには自信がありました。しかし、初めての生徒を指導した際に、「説明がよくわからない」と言われてしまい、教えることの自信を失いました。原因を高校時代の先生と一緒に分析した結果、教え方の問題ではなく、生徒との信頼関係が築けていない点が問題だと判明しました。この問題点を改善するためには、相手から話しかけやすい雰囲気を作るのが重要だと思い、最初に生徒の趣味や習い事から共通の話題が何か考えました。次に、授業の合間に雑談タイムを設け、共通の話題を中心に積極的に生徒と話す時間を作りました。結果、信頼関係構築により、生徒のことをより熟知した授業が出来るようになり、最終的に担当生徒の第1志望校合格を実現しました。さらに自身の課題を分析し、具体的な解決案を考えて、実行に移す経験により、課題解決力を身につけました。
[456文字]

※ それぞれの色は、STER法の各要素に対応しています。

  • Situation: 何を取り組んだか
  • Task: どんなことが課題だったか
  • Example. 課題解決のため、具体的にどんなことをしたか
  • Result. 結果、どうなったか。自分は何を得たか。

文章にする際に、1文があまり長文になりすぎないように注意しましょう。目安としては、70文字~80文字程度になったら、2つの文にすることをお勧めします。

(3) 不要な要素を削除し、字数制限に収める

(2)で実際に文章を書いてみるとわかるのですが、想像以上に字数制限(多くの場合は400文字)が厳しいです。なので、意味が変わらない程度に字数を削減していきます。

文章の減らし方の例

私が学生時代に力を注いだことは、中学受験を予定している小学生を対象とした個別塾で、算数の講師を務めたことです。当時、頻繁に友達に勉強を教えていたため、指導には自信がありました。しかし、講師として初めての生徒を指導した際に、「説明がよくわからない」と言われてしまい、教えることの自信を失いました。原因を高校時代の先生と一緒に分析した結果、教え方の問題ではなく、生徒との信頼関係が築けていない点が問題と判明しました。問題解決のためには、相手が話しやすい雰囲気作りが重要だと思い、最初に生徒の趣味や習い事から共通の話題考えました。次に、授業の合間に雑談タイムを設け、共通の話題を中心とした積極的に生徒と話の場を作りました。結果、信頼関係構築により、生徒のことをより熟知した授業が出来るようになり、最終的に担当生徒の第1志望校合格を実現しました。さらに自身の課題を分析し、具体的な解決案を考えて、実行に移す経験により、課題解決力を身につけました。[383文字]

※ 色がついていたり、訂正線がある部分が修正した箇所です。

(4) 文章が出来たら、添削してもらおう!

自分なりに出来たなと思ったら、(2人以上の人に) 添削をしてもらいましょう!

添削の際は、以下の企業がよく見るポイントを相手の人に伝えてからお願いすると、企業側との採点ポイントに近づけることが出来るので、おすすめです。

  • 再現性はあるか
    もし、あなたが企業側だとして、このESを見て内定を出したいか
  • 自分らしさはあるかどうか
    オリジナリティはあるか、誰でも書けそうな文章になっていないか
  • 文章の内容に論理的な矛盾はないか
  • 誤字脱字、文法ミスなどはないか

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3. まとめ

では、今回のまとめを箇条書きにて行っていきましょう。

  • 評価されるガクチカは何か
    • 取り組んだ内容(プロセス・得たスキル)から、「この人は志望先の会社でも活躍するだろうな」というのが感じられるようなガクチカ(再現性が高いもの)
      • 取り組んだ内容はバイト、サークル、委員会など、一般的な大学生がするものでOK
      • 取り組み方、得たスキルの部分で差をつけること
      • 得たスキルは、ソフトスキルを書くこと。
  • ガクチカの書き方 (STER法)
    • Situation: 取り組んだ内容・目標 (背景)
    • Task: 発生した課題
    • Example: 目標達成・課題解決までの具体的なエピソード。
    • Result: 成果はどうだったか。結果、何を得たか。

注釈

注釈
1 ソフトスキルは、課題解決力や、リーダーシップなどの自己管理/対人関係などに関するスキルを指す。対称となるのが、ハードスキル(プログラミング力、数学力、語学力などに関するスキル)。
2 もし、普通の大学生が経験していないようなことをしていれば、それを言ってOKです。
3 外資系・ベンチャー企業(即戦力を求めるような企業)のように、一部の企業ではハードスキルを求めてくることもありますが、そのような企業ではだいたい「スキル欄」を書くところがあります。なので、ハードスキルは「スキル欄」でアピールをし、ガクチカではソフトスキルをアピールしましょう。

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